介護

父は認知症が進んで、今はほぼ寝たきり。ほとんど病院のような施設で暮らしています。
母も、最近急速に認知症が進行し、一人暮らしはちょっと難しくなりました。

故郷に住む親の介護がいっきに大変になったのは、東日本大震災の後でした。
介護と仕事と自分の家族・・・すべてを維持していくことは、もう体力的に限界でした。
でも、どれひとつも切り捨てることはできません。

形を変えても、すべてを維持していく方法。そして楽しく暮らしていける方法を探してみようと思い、勤めを辞めたのは震災の次の年でした。
それ以来、試行錯誤の毎日を送っています。
うまくいったり、いかなかったり・・・
段々と実家通いの頻度は上がり、最近は遠距離を通り越して単身赴任状態になっています。

親に勘当を言い渡されたこともある不肖の娘、介護しつつも気持ちはちょっと複雑です。
でも親のほうは、そんな記憶はとうになくしているし、介護しないわけにはいきません。
娘として、やれることはやらなくちゃ!
そう思って、そこそこにがんばっている毎日です。