母の介護度が増すにつれて、大変になってきたのは夜のトイレ介助でした。
こうなってみて初めて分かったけれど、時間を見てトイレに起こすとか、老人にそういう方法は無理なんですね。
向こうのペースに合わせて、トイレに起きた!と思ったらすかさず介助に向かう、という方法じゃないとうまくいかない。
でも、そんなことしていたら、寝る暇がありません。
そんな日々が続きさすがにこれはきつい。このままじゃやっていけないと思いました。
その時ふと思いだした、知り合いの話。
「おばあちゃんの介護が大変なのを見かねて、息子がセンサーで知らせてくれるやつを買ってくれた。とても助かってる」
というものです。
ネットで調べて、それらしきものを買ってみました。
使ってみると、まぁ!予想以上にお役立ちです。
チャイムがなったー!と思って行ってみると、まさにトイレに向かおうとしているところなので、さりげなく
「あらトイレなの?私もなのよ~!」
なんて言いながら、さり気なくお手伝いします。
一番けたたましい音に設定しておいたので、寝ていてもわりと聞こえて目が覚めるので、それ以外の時間はゆっくり眠ることができます。
そうよね、人手が足りないなら機械に助けてもらうっていうのが今の時代よね!と納得しました。
でも、これでちょっと助かったと思ったけれど、また新たな問題が・・・
それはまた今度にします。