入院はなんと16日にもなりましたが、母はようやく退院となりました。
結局のところ、何が原因だったのかはいまいち不明なまま(と先生もおっしゃってた)「関節炎」という診断名がつきましたが、まぁ、とにかく回復したのでめでたしめでたし。
なのですが、退院が決まった時点でやや不安だったことがありました。
入院以来ほとんど終日、母はベッドに拘束ベルトで固定されていた状態だったのです。
ちゃんと、歩けるのかしら?
元気だったお年寄りが、ちょっとの入院で歩けなくなり寝たきりになっちゃう話はよくあります。
若くたって、2週間も寝たままだったら、足が弱っちゃうというものです。
一昨日、看護師さんやリハビリの先生に「歩けるから大丈夫」とは言われたので、まぁ立って歩くことはできるのだろうけれど、きっといきなり長距離は無理よね。
そう思ったので、退院の日は病院玄関までは車いすで連れて行きました。
そこからは立って歩いて車に自力で乗車。とりあえずホッとしました。
普通の車に自力で乗れるかどうかは、かなり大きいことですからね~!
その後、自宅には戻らずグループホームに直行しました。
いろいろ考えてその方がいいだろうと判断しました。
静かで平和だった病院からグループホームに戻って、居心地はあまりよさそうじゃなかったけれど、居心地よく寝てばかりじゃダメですもん。少しがんばってもらわなくちゃ!
そして数日が過ぎました。
「前よりは歩かなくなって、座っていることが多くなったみたい」
と、グループホームの職員さんに言われましたが、その辺をぐるぐる歩いてみたら、まぁ結構ちゃんと歩けてる。
でも、姿勢がずいぶん悪くなっちゃったなぁと思いました。
ところが・・・
肩をもんであげたついでに、先日「バレエ整体」で自分がしてもらったように「鎖骨を開く」ようにしてみたら、見違えるほど姿勢改善!さらにコチコチだった肩が驚くほど柔らかくなってびっくりでした。
お年寄りにもこんな効果があるなんて!
次回、整体に行ったときに、先生にもご報告しようと思いました。