母が意外とグループホームになじんでくれて、よかったように思えた最初の頃でしたが、1週間もたったら飽きてきたみたいです。
そりゃそうだろなぁ・・・
体はまだまだ元気な母にとっては、することも話すこともなく一日のほとんどをじっと座って過ごすなんて、耐えられないことだと思います。行くたびに、「もう、ここは飽き飽き、来てくれてよかったわぁ、帰れるわね!」なんて言われると、どうしたものか、本当に悩んでしまいます。
とは言っても、そんなことはまぁ予想していた範囲のことで、だから「頻繁外出と頻繁帰宅」でやっていこうと、最初からそのつもりでした。施設の方にもそう話して納得してもらってたしね・・・
そう思っていたのだけれど、いざ入ってみたら思った通りには進まないものです。
それにはいろんな理由があります。いろいろをちょっとあげてみると・・・
外出とか帰宅とかするときには、あらかじめ予定を知らせておいて、届け出してっていう手続きがいります。
だから前の週のうちに「来週のいついつ、こうします」って言っておくけれど、真冬の今、雪がふったり寒かったり風ぴゅーぴゅーだったりする。
それでも、一応予定だから、外出したり帰宅したりするけれど、次回に対して消極的になってしまいます。
自分の気持ち的にも、以前みたいな切迫感がない・・・
ショートステイに預けていたときには、決まった日時でステイが終わりだから待ったなし。風邪もひけない、交通機関の遅れなんかで遅くなるなんてこともあっちゃいけないと思っていつもピリピリでした。
でも今は、もしそういうことがあったとしても「グループホームにいられるから大丈夫だよね~!」っていう気分になっちゃって、どうも切迫感を持てません。
そんなところに「帰宅ばかりしているとなかなか慣れないから、しばらく落ち着いていた方がいいのでは?」なんて言われちゃうと、「そうかもね~」と思ってしまい、当初の予定とは違って預けっぱなしが多くなってしまってます。
でも、父の時の経験から、安心してほったらかしなってはいけない!とつくづく思うので、少なくとも頻繁に会いに行く、異常がみえたら即対応、と心しておかなくちゃと思っています。