訪問介護に感じるちょっとした疑問

homon

今日はヘルパーさんが来る日です。
私が家にいても、ヘルパーさんに来てもらえば、その間に私は自分の仕事ができますから、いつもどおり来てもらいました。

訪問予定の時刻を10分ほど過ぎた頃、「遅くなってすみませ~ん」とヘルパーさんがやって来ました。
こういうことはよくあります。
訪問の時間はいちおうの目安で、遅れるのはありというのがこの分野の常識らしい。
そういうものらしいから、そういうものとして納得するべきなのでしょうが、私としてはなんだかこれ、ちょっとだけ腑に落ちない。

ヘルパーさんを責めているわけじゃないんです。
というのは、以前聞いてみたところ、訪問先への移動時間はスケジュールにはないらしいんです。
それじゃ、遅れたって当然ですよね。
ヘルパーさんじゃなく、仕事の体制の問題です。
ヘルパーさんが遅れてきたってまぁいいけれど、移動時間がちゃんと考えられていないっていうことには疑問を感じます。
いつも「遅れてすみませ~ん」って言わなくちゃならないヘルパーさんだってかわいそうじゃないですか!

介護保険は自己負担が1割だから、払う側も受け取る側も、仕事の単価についての認識が薄いように思います。払う金額がわずかだし、公的サービスだと思うから、お年よりは文句もあまり言いません。
でも、訪問介護の報酬って、実際はけっこうな金額です。それに見合った仕事内容をきちんと提供できる体制を維持するのは、事業者さんの責任だと思うんです。

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な~んてえらそうに言ってみたけれど、介護事業者さんも大変なんですよね。ということは、この問題は政治にも関係あるのかな~?
とにかく、こんな些細な疑問がわかなくて済むように、なってほしいものだなぁと思います。