食事拒否の悪循環

骨折の手術は無事終わり、翌日からリハビリも始まって、さぁ回復だ~!・・・と思っていたのに、そう簡単には進まなかった。
というより、状況は日に日に悪くなってます。

なぜだかわからないけれど、手術後から日が経つにつれてだんだんと何も食べなくなり、今日に至っては飲むのむ食べるのも全拒否。口に入れても吐き出してしまうのです。
そんなだから毎日点滴。
元気も出ないから寝てばかりいて、リハビリも進まなくなってきました。
それ以上に、このままじゃやばいでしょ。

最初は、少しは食べていました。普通食でした。
でも、入れ歯入れないと食べられないんですよね。噛めないから当たり前です。
入れ歯はちゃんと持って行ってたのでありましたが、入れてくれないまま普通食で食べられなかったせいか、翌日には刻み職になりました。そしてさらにミキサー食に・・・

ちょっとでも何か食べられるように、いろんな工夫をしてみたけれど、もう万策つきてきた感じ・・・
最初は、機嫌や体調が悪くて食べないのかと思っていたけれど、今日「もしかしたら、嚥下障害なのでは?」と思えてきました。
口に入れたものを噛んで呑み込む、ということができてない感じがするからです。

もしそうだとすると・・・この先どうなる?
点滴だけでは長くはもちません。
鼻からチューブで栄養補給、胃ろう・・・という選択肢が出てくるのかもしれません。
もしそうなったとき「絶対に胃ろうはしない」というのが母の希望。まだ元気で、判断力があったときに、父のこともあったので確認していました。
でも、あれだけ身に染みて確認したのに、いざそうなるかもと思ったとき、きっぱり断るのはすごく重いな。
でも、もしもの時に、また間違った選択をしないように、心の準備をしておこう。
この間までとても元気で、90歳は余裕で迎えられるなと思っていたのに、突然こんなことになるなんて・・・
高齢者の体調変化は本当に侮れない。つくづくそう思うこの頃です。