胃ろうの行きつく果て

認知症が進んで食事がとれなくなり、担当医から胃ろうをすすめられたら、どうするべきか家族はとても悩みます。
今どきですから、ネットにだっていろんな情報があるので、とりあえず調べてみますが、こういう情報って意外に限られていて、批判的なことはあまりないものなんですね。
実際に父を胃ろうにしてみて分かったことは、その先にさらに悲惨な状態がやってくるということでした。

私の「分かったこと」がうまく書かれているブログを発見したので、載せておきます。
胃ろうを作った後の姿は、こうなる

父を胃ろうにするとき「胃ろうで栄養状態がよくなれば、体力が回復し元気になるかも」とか「胃ろうで栄養を補給しつつ食事もし、元気になれば胃ろうを外すこともできる」なんていう話を聞きましたが、そんなの実際ありえないっていうことが、今になってよ~くわかりました。

それでもやっぱり、今でも思うんです。
だからと言って胃ろうを選択しなかったとしたら、後悔はなかったのだろうか?
・・・たぶん、やらなけれがやらなかったで後悔したんだろうと思います。
それがわかるから、ネガティブなことをいう人は少ないのかもしれませんね。