確定申告のシーズンです。
父が要介護になって自分でできなくなってから、父の確定申告は私が毎年行ってきました。
介護費用や医療費が膨大でしたから、申告で所得税0の年が続いていました。
その父が亡くなって、扶養だった母に今度は遺族年金が入ってくるので、確定申告しなくちゃね・・・と思って用意していて気がついたこと!
グループホーム代は申告の対象にはならない!
亡くなった父は、以前は老健、その後は病院併設の有料老人ホームで訪問看護を含む介護を受けていたので、医療費控除の対象になる介護費用は結構多かったのです。でも、グループホームの費用って、一切控除にはならないんですね。ショック~!
考えてみれば、私が子どもの頃って、具合が悪くなって家にいられない老人は病院に入院したものなので、医療とか介護とか分ける考えはなかったように思います。だから医療費控除だけでよかったのかも。
でも、今やこういう世の中、介護費用で赤字の人々はいっぱいなんですから、介護費用についても控除を考えてもらいたいものです。
自分のことができなくなったからグループホームに入り、年金だけじゃ足りなくて貯金を切り崩している老人からも所得税取るなんて・・・おかしいよね~!
☆☆ 追記 ☆☆
上記のように文句たらたらと書いていましたが、そういえば、源泉徴収票ないなぁ?と思って調べてみてわかった事実。
「遺族年金は非課税」・・・なんだって!
なぁんだ、そうだったのかぁ~!!
というわけで、今年から親の確定申告はしなくて「よくなったのですね。
医療費控除の心配とか、節税対策に気を使わなくてもいいんだとわかり、ほっとしました。
でも、わが家はそうだけれど、介護費用でアップアップなのに税金払わなくちゃならない人は世の中にはいるわけなので、やっぱり介護費用の控除について、お国には考えて貰いたものだと思います。