高齢者には糖分が必要?

151219cake3

昔々、高齢になった祖父は飴をよく舐めるようになり、子供心に不思議に思っていたものでした。
そして最近、やたらと甘いものやら飴やらを欲しがる母・・・
ふと昔の祖父の姿と重なりました。年をとると甘いものが食べたくなるのかしらん?

そりゃ、年に関係なく甘いものは好きですけれど、見ていると、なんだかそれ以上のものを感じるからです。
そんな折、テレビの健康番組で、お医者様が「砂糖を採るとセロトニンがでるので・・・」と何気なく口にしたのを聞いて「え!」と思いました。

セロトニンはドーパミンとかノルアドレナリンとともに重要な神経伝達物質で、不足するとうつ病になったりすることは、まぁそこそこに知られていることですが、砂糖で増えるものなんですか~!

じゃぁ、やたらと甘いものを食べたがる母は、もしかしたらセロトニン不足なのかも?

と思って調べてみたら、まぁ、うちの母にとても思い当たることがいくつもありました。

それは、セロトニンが不足すると…

    1.過食になって、特に甘いものをドカ食いしたりすることがある。
    2.情緒不安定になり、ちょっとしたことに過敏に反応してしまう。
    3.ネガティブ思考、依存的になりやすい。
    4.生活リズムが狂い、昼夜逆転になりやすい。
    5.抗重力筋が弱り、姿勢が悪くなる。

等々、まぁぴったりだわぁ!

特に、ドカ食いについてはとっても問題を感じていたこの頃です。
食べすぎと太りすぎが深刻で、おやつ制限に気をつけていましたが、もしかしたら脳が切実に甘いものを求めていたのかもしれませんね~!
そう思ったら、甘いものをやたらと制限するのも、また考えものなのかも知れないと思いました。

とはいえ、甘いものにばかり頼っていては、もっと肥満になりそうです。どうやったらセロトニンを砂糖以外の方法で増やせるか?

調べて見た結果、こんな方法がよさそうだと思いました。

    1.朝起きたら、日光を浴びる。
    2.朝食をきちんと食べる(セロトニンの原料になる、トリプトファン、ビタミンB6、炭水化物を含むものがいい)
    3.軽い運動を続ける。
    4.意識的に腹式呼吸を1日1回。

もしかしたら、認知症のお困りも改善されるかも?
と、ちょっぴり期待して、がんばってみましょう!

☆こんなサイトが参考になりました☆